道路舗装設計
騒音低減等の沿道環境の改善を目的とした、セメントコンクリ−ト舗装の修繕設計を行いました。騒音対策としては、表層に排水性舗装を計画しました。そして、既往のCBR調査結果や路面のひび割れ調査結果、及び地下埋設物の設置状況などを考慮して施工区分や舗装構造の検討を行いました。
この結果、設計CBRが8以上でひびわれ度の小さい上り線側では、排水性舗装による5cmのオ−バ−レイ工を採用しました。
また、設計CBRが2〜4で、ひびわれ度が大きい下り線側では、道路嵩上げ高さの制約などから全線打換え工としました。そして、一般新設アスファルト舗装、フルデプスアスファルト舗装、大粒径アスファルト舗装(QRP工法)、路上路盤安定処理工の4案についてそれぞれ比較検討した結果、設計CBR2区間では施工性や経済性に優れたフルデプスアスファルト舗装工を、設計CBR4区間では路上路盤安定処理工を採用しました。
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