総合建設コンサルタント 株式会社ソイル・ブレーン
ご挨拶会社概要業務実績一覧品質方針取り組み求人情報お問い合せ見積りサイトマップトップページ
地質調査・試験地下水・環境調査維持管理調査解析・検討測量土木設計

土木設計>斜面崩壊に対する対策工設計

斜面崩壊に対する対策工設計

 斜面崩壊が発生した場合には、ボーリング調査等により斜面崩壊の発生機構を明らかにした上で、対策工を検討する必要があります。

<集中豪雨により崩壊した斜面例>
 日降水量165mmの集中豪雨により盛土内の地下水位が上昇し、盛土地盤のせん断抵抗力が低下した結果、すべりが発生したものです。このすべりはほぼ旧地形面に沿って生じたもので、すべりの深さは最大9mとなっています。
対策工としては、敷地境界上の制約のある区間についてはブロック積擁壁+補強土壁工法とし、制約のない区間については安定勾配法面+のり尻にふとん籠を設置することにしました。

斜面崩壊全景
擁壁部の変状

<過大な土圧の作用により擁壁が崩壊した事例>
 擁壁崩壊形状は、擁壁の足元部分がすくわれた状態ではなく、擁壁天端部分が転倒しています。また、擁壁崩壊部の法面の土圧は、擁壁が崩壊しなかった法面に比べ6〜9倍の土圧が作用することがわかりました。したがって、対策としては、崩壊部の法面勾配を緩くした上で、重力式擁壁を用いることにしました。

崩壊部全景
擁壁転倒状況


※サイト内の図面・画像・写真・記事・表やグラフ・その他を無断で転載しないでください。

株式会社 ソイル・ブレーン 〒745-0802 山口県周南市大字栗屋1035-6
電話(0834)25-0031(代) FAX(0834)25-0049 E-mail:[email protected] ページ最終更新日:2008.09.30
Copyright © 2004 - SOIL-BRAIN CO.,LTD All Rights Reserved.